ミラーマンこと植草一秀氏についてどうしても語っておきたいこと
その昔、経済について勉強したいと思って買った本が下記のものでした。
- 作者: テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞社
- 発売日: 2001/11
- メディア: 文庫
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第一部「経済の見どころ」の「2.二〇〇四年、日本は大浮上を始める」がミラーマンこと植草一秀氏へのインタビューです。(今アマゾンで目次を確認したら、まだあった)
本書 p.71後半から以下引用します。
だから、特に日本のエクイティー資産(株、債権など)や、不動産、企業については、ここから2年が今世紀最大の投資チャンスになるかもしれません。
私の持っているのは2001年11月1日第1刷だから、このインタビュー自体はもうすこし前に行われたもの(本書は書き下ろし)だと思われます。この発言をまともに受け取って有り金全てを日本株につぎ込んだとしたら、日経平均で2003年に8000円だったのが2006年現在で16000円になってるわけで、単純に投資が倍返しになっていてもおかしくなかったと思うわけです。まあ、私にはタネ銭がないので、ただ見守るしかなかったのですが。
まあ、経済というのはよくわからないし、言ったもん勝ちというのはあるんでしょうけど、とりあえず彼の言うことを聞いてた人は儲かったはずなわけです。他のエコノミスト達に比べ、未来は明るいと明確に予言したのが植草氏であったのです。
それが、その後ミラーマンとなり、しかし大学客員教授として復活。ここまではまだいいとしても…
まさかミラーマン2があろうとは。
まさに「現実は小説より奇なり」と思う私なのです。