ブログは死なず、ただ放置されるのみ。

終わっちゃいましたね。

銀河鉄道ぐびぐびの夜

実は「銀河鉄道の夜」を読んだことのなかったアレな感じの私だけど、読みたくてずっとかばんに入れていた。ふと帰りの地下鉄で猛烈に読みたくなりエセ速読で10分ぐらいで読んでしまった。そんなふうに読むべき物語ではないのに、ぐびぐびと飲み干すように読みたくなってしまったのだ。

ですからもしもこの天の川がほんとうに川だと考えるなら、その一つ一つの小さな星はみんなその川のそこの砂や砂利の粒にもあたるわけです。またこれを巨きな乳の流れと考えるなら、もっと天の川とよく似ています。つまりその星はみな、乳のなかにまるで細かにうかんでいる脂油の球にもあたるのです。そんなら何がその川の水にあたるかと言いますと、それは真空という光をある速さで伝えるもので、太陽や地球もやっぱりそのなかに浮かんでいるのです。つまりは私どもも天の川の水の中に棲んでいるわけです。

とりあえず紫のネクタイなんか買ってみました。なので宇宙人な皆さんが望遠鏡で地球を見て、ちょっとだけ紫のところがあったら、それは私かもしれません。