30代後半にしてギターがんばり中
生まれもって音楽が好きだったようで、幼稚園の通信簿に「音楽が鳴ると踊りだす」と書かれた恥ずかしい過去を持つ私ですが、ギターはなぜか避けていた。たぶん天邪鬼な性格なので、みんな弾いてるから違うものをやりたかったのだと思う。それでもバンドブームのときは女子からモテたくてベースをやった。モテなかったけど。
で20代中ごろからちょっとは触るようになったけど、まともには全く弾けずな状態だったのですが、BambooInn-K 買って以来、まじめに練習に励んでおります。30代後半からのスタート。しかし物事を始めるのに遅いことなどないのだ。最近どっかで100歳とかのおばあさんに後悔してることはありますか?と聞いたら60歳のときにバイオリンを始めたかったのだけど、やっていればもう40年のキャリアだからさぞうまくなったに違いないと思うと悔しい、と言ったという話を聞いたことだし。
しかしギターというのは弾いてみるとよくできている。よく最初の難関と言われるFを見てみると
6 F-- 5 C-- 4 -A- 3 --F 2 --C 1 F--
と、2オクターブでトライアドコードを鳴らしてる。なるほどウクレレにはない重厚な音になるわけだ。あたりまえだけど。
で、今日ちょっと弾きながら考えたのだけど、これを応用して、右手を3フィンガーにして弾きたいところだけを弾けば、好きなところがトップノートになることに気付いた。つまりコードがFのときにAで始まるフレーズを弾くときは
6 X 5 X 4 -A- 3 --F 2 --C 1 X
と弾けば見事にAをトップノートにしたFのできあがり。当然Cをトップノートにしたければ、
6 X 5 C-- 4 -A- 3 --F 2 X 1 X
で、いけるのだ。うむすばらしい。ギター弾きの人からは「いまさら何言ってんだ」と言いそうだけど。
これをメジャー、マイナーと、7th系をちょっと覚えれば、フレーズの途中で「チャリーン」と綺麗にトライアドを流したり、いろんなバッキングパターンをさっと弾くのはそんなにむずかしくなさそうだ。よし Joe Pass をめざすぞ!(←それは無理です)
ところで、このCD まだ来ません。
どういうこと?
というわけで、しばらくはそういう研究に励みたいと思います。