ブログは死なず、ただ放置されるのみ。

終わっちゃいましたね。

マイケル・ブレッカー氏逝く

マイケル・ブレッカー が死んじゃった。
あれだけ多彩なフレーズを縦横無尽に操る氏が、JAZZ LIFE 誌で次のようにインタビューに答えていた記憶がある。

インタビュアー:あなたのような美しいフレーズを吹くためにマスターしておくスケールは何ですか?
マイケル:重要なのはリズムだよ。リズムが合っていれば、それがスケールにあってなくてもOKだ。
     けど、スケールが合っていてもリズムから外れていれば、それはダメなんだよ。

個人的に氏のサックスの音色はなんかイマイチ好みではなかったりするのでしたが(単純にテナーサックスがあんまり好きじゃないだけかもしんない)まあベタなところで言うと

Nightfly

Nightfly

の「Maxine」におけるソロなんかはそれは見事に「美しさ」と「無難さ」と「よくわからない何か」が配合されていて、一度ちゃんと譜面を起こして、なんであんな風になるんだろう調べてみるかと思ったりもしたのですが、やっぱり思っただけで終わって。

Birthday Concert

Birthday Concert

では、「Invitation」でボブ・ミュンツァーとバトルになったり、

ジョン・パティトゥッチ・デビュー!

ジョン・パティトゥッチ・デビュー!

では、ジョンパティとバトルやったりしてて、個人的にはあまり興味はないのに、私の興味のあるミュージシャンはみんな「神様仏様マイケル・ブレッカー様」状態だったりしたわけです。

Language of Life

Language of Life

これの「Driving」なんかもトレーシーの声と合ってないような気もするんですが。

なんか Miles DizzyChet が亡くなったときと同じような重い気分になってたりして不思議です。

まあ感傷的になってるだけなんじゃないかな。