ブログは死なず、ただ放置されるのみ。

終わっちゃいましたね。

ふと計算機と自分を振り返る

いまから30年ぐらい前にNHK教育で(たしか)「マイコン入門」という番組をやってて、そこで PC-8001 を使った BASIC でのプログラミングのテキストから計算機との付き合いが始まったのだけど、今考えてみると非常に楽しい時期に計算機に出会ったのだな、と思った。8ビット CPU Z80 でメモリは確か 16KB。高くて買ってもらえなかったので(当時で20万ぐらいだったかしらん)、自転車に乗って電気屋によく通っていた。

その後 MZ-1500 を買ってもらい (なつかしのQD) Oh! MZ を購読した。お名前を失念したが、どなたかの記事で SmallTalk という言語があって、将来オブジェクト指向が一般に使われる日はくるのだろうか、とか仮想メモリというのはすごい概念だ、とか読んで、ふーんとか思ってたのだけど、今では共に当たり前のものになってしまった。FORTH は流行らなかったけど。祝一平氏がご存命でないことが非常に悔やまれる。

社会人になって仕事で FORTRAN で使い始めた。行番号を(GOTOを使うときを除いて)つけなくてもいいことや、サブルーチンが書けることに感動したりとか。

そして HP-UX 8.? ぐらいで C を使うこととなり、再帰が簡単に書けたときや、スコープの概念を理解したときに感動したりとか

Ruby に 1.2 ぐらいのとき手を出して、Web に「HP-UX でビルドすると gperf がないって怒られる」って書いたら、まつもとさんからメールで「lex.c は入ってるので gperf は要らないはず」というメールをもらって感動したりとか。(で、実は http://ruby.mirror.easynet.be/ja/install.html#HP-UX にちゃんと書いてあったりとか)method chain や yield に感動したりとか。

計算機がぐぐぐ、っと進化してゆくさなかに10代〜20代であったことは非常に幸運だったような気がする。

ちなみに haskell の勉強はサボり中です。