自分の中心
意識もうろうとなりながら連日午前様の地獄の今週が終わった。命からがら逃げ出すように家路につく。
しかし剣道を始めてからというもの、「体がしんどい」のは、頭が疲れているからであって、体を休めても意味がなくて、心を落ち着けるようにすることが大事なのだと気付いて、今は遅くに帰ってから、しんどくても素振りをしたりしている。竹刀を振っていると仕事のこととかその他もろもろを全て忘れることができる。そして黙想して、自分の状態をチェック。リラックスできていない。胸が苦しい。頭がまわらない。黙想したからそれが無くなるわけではない(無くなるときもある)けど、大切なのは自分がどんな状態なのかを知ることなのだと思った。
自分の中心が見えず、いつのまにか自分自身でないところでもがいている。そして自分の中心さえも、日々変わってゆく。それを知ることが大切なのではないかと思う。
剣道と禅には深い関係があると師範から伺って、禅についての知りたいと思ってふと本屋にいくと、入門に丁度よさげな本があり、ひさびさにリアル書店で本を買って、いつもかばんにいれてある。
- 作者: 宮下真,永井政之
- 出版社/メーカー: 永岡書店
- 発売日: 2006/05
- メディア: 文庫
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とりあえず「自灯明 法灯明」「照顧脚下」を実践できるようになりたいものだ。
…と、どんどん宿題が積まれてゆく。