ブルーなときはウクレレを
ちょっとブルーな気分になって、心が固まってしまった。
頭と心と体、みんな別々のものだ、と最近よくわかった。
動けなくなって、そういうときは動かずにじっとする。
心がとらわれてしまっている「何か」について考えても無駄だと知っているから。
でも変な気持ちはすぐには去ってはいかないものだ。
ふと手の先にウクレレがあった。
一時期ウクレレブームがあったとき、買ったフェイマスのウクレレ。
2万近くしたのに、チューニングがちゃんとできない、ちょっと悲しいシロモノだ。
ポロンポロンと弾いてみる。
すると心はウクレレの音色に注意が行って、とらわれている「何か」から少し逃れることができた。
すると子供2号が布団から出てきて「ひよこちゃんひいて」という。
ひよこがね おにわでちょこちょこ かくれんぼ
思えば、子供1号がまだ小さいときに寝かしつけるため、歌うときに弾きつづけた日々。
ベースよりも確実にうまいぞ :-)
ウクレレを発明したハワイの人偉い。
小さくて完璧な世界がそこにある。