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終わっちゃいましたね。

いまさらJR中央線の話

商売柄、世間を騒がせたトラブルについてはトラブル原因の情報収集をするのが習慣のkshです。前回は 正しい人がバカを見ないために - @Hanadix Reloaded で改札機のトラブルの話を書いています。

今回はちょっと前に起こったJR中央線の変電所事故について。
変電所での火災事故について、問題の変電所では規定のメンテナンスが行われていたとのことで、ここはマニュアルの見直しなどが必要なのだろうな、という程度にしか思わなかったし、変電所がどのようなものを知っていれば、とあるNHKのニュース番組で「復旧に7時間もかかるなんて長すぎですよね」などというコメントに技術者は泣いているんじゃないかと思うと同情を禁じえない。
ちょっとばかり調べたところ、結局問題の変電所は当然の判断ながら使用できず、他の変電所より電力融通をおこなって、復旧を行ったようだが、結局電力量が足りず、通常の運行を行えなかった、ということらしい。
ところで、1つぐらい変電所がこけても大丈夫なようにもう一つ変電所を作り、充分な余力で運用するのが清く正しい道なのだろうが、東京はみなさんよく知っているとおり、ものすごくチキチキの都市である。今回の事態の対策として、新たに変電所を作るなんてことは簡単には無理だろう。要は密集しすぎなのがいかんのだよな。なんて東京以外の住人としたら思ってしまう。
あと電源がこけたせいで無線もつかえなくなってしまう、というのは後からいうのもアレだけど、それはいかんだろう、とは思う。最後の手段は何者からも独立しているべきである。結局は運転手のもっている携帯に連絡したそうで、それもなんだかなあ。という気もする。
で、ここまでだらだらと書いたのだが、実は一番知りたかったのが、同日に発生した山手線での信号トラブルの話だったのだけど、こちらについては検索してみたけど情報が見つからなかった。私からすると知りたいのはこっちの話なんだが。
あと、感想としては、入学式等の行事がある日に事故が重なってしまったのが非常に運が悪かったなあ、とかですかね。できればこういう交通インフラがこけたから1日仕事ができなくなる、というのは非常に少ないものの「予測可能なリスク」なのだから、そんな日ぐらい仕事をせずにいられるような社会であって欲しい。そう簡単な話ではないのは百も承知だけど、そんな風に思ったことだけはとりあえず書いておこうと思いましたのです。

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