ブログは死なず、ただ放置されるのみ。

終わっちゃいましたね。

ネットの向こう

最近努めてパソコンに触らないようにしてる、といいつつこの日記なんか書いてるわけですが。あと仕事は別ね。

考えてみればインターネットがなぜあるかというと、その向こう側に一人以上の人間がいて、その人となんらかのやり取りをするためにあるものだ、という当たり前のことをしみじみと思う。

プライベートでのネット利用で私が一番重要なのは、mixi で出会った音楽の友人と、バンドの練習のスケジュールを調整したり、ジャムセッションを企てたり、実際に一緒に演奏させてもらった人の日記を読んだりすることだ。それはあくまで、近く顔を合わせて一緒にジャムったりするのが目的で、ネット/mixi はあくまで道具でしかない。

そこらに溢れてるMP3なんか、まあそれなりのオーディオ機材を整えればいいのかもしれないけど、やっぱり目の前で鳴ってる楽器に比べて音が良いわけがないのだ。

明日は剣道の稽古。強力なレンダリングエンジンがなんちゃらな動きををリアルに再現とかなんとか言っても、先生から出小手を打たれる悔しさ、中学生相手に必死になって、まぐれで一本らしきものが入ったときのうれしさ。「リアル」と「現実」の間の溝の深さは埋めようがない。

というわけで、これから世間がどうなるのかよくわかりませんが、とりあえず「ネットそのもの」を目的としたことに自分が興味を持てない理由が、そういうことだったのかなあ、などと思った次第です。

日記は、毎回こんなどーでもいいこと書いてるんですが、なぜかアクセスしてくれる人がいる。RSSリーダーで読んでくれる人がいる(らしい)。それがどんな人なのかは、もちろんよくわからない。だけど、わざわざ読んでくれるというのがありがたい。だから質はともかく、私にしか書けないような日記を書いてゆきたい。

あと、今度マックに乗り換えようと思ってるんですが、そしたら趣味で、オープンソース系の開発に関わりたいという野望もある。あくまでネットは手段であって目的じゃないのです。

というわけで、暇つぶしにネットアクセスしても、あんまり面白くなくなってきた理由がなんとなくわかって私的にめでたしめでたしでした。