ブログは死なず、ただ放置されるのみ。

終わっちゃいましたね。

新しい iPod shuffle を買ってみたわけだが


Apple iPod shuffle 4GB シルバー MB867J/A

まずはうれしくない話から行きましょうか。
リモコンがヘッドフォンと一体化してるので、手持ちのインナーイヤーヘッドフォンが使えません。
Apple からインナーイヤーのタイプが出ているけど、本体と値段変わらんじゃん。


Apple In-ear Headphones with Remote and Mic MA850G/A

んで、うれしい話。

プレイリストが1つしか使えないことが不満でこれまで shuffle を買ってなかったんですが、今回からプレイリストが複数扱えます。んで、そのために VoiceOver が搭載され、ボイスでプレイリスト選択ができる、というのが歌い文句なわけですが、これが便利。

これまで iPod でも他のプレイヤーでもそうですが、自分が聴きたい曲をチョイスするためにどうしても本体についている小さいディスプレイに目を向けないといけない。
VoiceOver の場合、好きなところを見ながら、リモコンの中央ボタンを押しっぱなしにして「ポン」という音が鳴ったら離します。するとプレイリストが読み上げられて、自分の聴きたいリストが読まれたときに再度ボタンを押せばおっけー。まあジョアン・ジルベルトを「ジョアオ・ギルバート」と読んでくれますが、それはご愛嬌。

そして予想外のうれしいこと。とりあえずぶち込んでた音源をシャッフルして聴いてると、ときどき「いいじゃんこれ」と思ったら中央ボタンを長押しします。すると再生中の曲名を読みあげてくれます。

今日も、おおなんだこれは、と思ったら「Giant Steps」だと教えてくれました。なるほどこれが噂のコルトレーンチェンジか。


ジャイアント・ステップス(+8)

「そんなの別にちらっと表示されてるの見ればいいじゃん」というのはそうだと思いますけど、やっぱり目を使わずに確認できるのは非常にうれしい。だいたい曲名を知りたいと思ったときに、それを表示している部分はかばんの中だったり、ポケットの中だったりで、ひっぱり出す手間がいる。道を歩いてる途中なら止まればいいんでしょうが、歩きながら曲名見て人にぶつかりそうになったらただの迷惑な人になってしまいます。でも曲名を見るために立ち止まるのもちょっと面倒なのです。無精者ですから。

最初はプレイリストの発音が聞き取りにくくて困りましたが、慣れてくると案外聞き取れるもので、ヒアリング能力の向上にも役立つかもしれません。まあ、どんぐらいちゃんと発音してくれてんのか知りませんけど。

というわけで、個人的に非常にうれしい誤算があってよかったというお話でした。