ブログは死なず、ただ放置されるのみ。

終わっちゃいましたね。

プリウスのブレーキ問題とジャーナリズムへの不信

Twitter でフォローしてた某ジャーナリストをフォローから外した。

なんでかというと、プリウスのブレーキについて「最近の機械は部品の共用化が進んでいるので、今回見つかったプリウスのブレーキの問題は他の車種にもないか検討する必要があるだろう」などと書いていたから。

まあ言ってること自体は正しいし、実際私もそういうことは考えた。でもちょっとまてよ。問題はブレーキですよ。

ブレーキが利かない車なんて車じゃなくて殺人マシーンだ。トヨタみたいな会社がこれまで車を作ってきて、そのへんのノウハウを蓄積していないはずはないだろう、という違和感は働かないのか?

というわけでちょっとググれば、

中日新聞:ページが見つかりませんでした(CHUNICHI Web)

 プリウスはガソリン車と同じ「油圧ブレーキ」と、ハイブリッド車特有の「回生ブレーキ」を併用。走行状態に合わせ、自動的に車自体が最善の組み合わせを選ぶ仕組みだ。

 ただ、凍結など滑りやすい路面で車体をコントロールするアンチロック・ブレーキ・システム(ABS)が作動すると、回生ブレーキとの併用から油圧ブレーキ単独への切り替えに、時間差が生じるという。

と、プリウスはハイブリット車特有のブレーキであるため、他の車種は関係ないことは明白。ちなみにこの記事でトヨタは欠陥であるということ自体を否定してるけど、それについては私としては何とも言えません。

で、思ったのが、結局ジャーナリストって、思いつきを「提起」と称して垂れ流すのが仕事なんだ、ってこと。「〜なのではないだろうか」などという言い回しで思いつきを連発して、1つ当たれば「私が不安に思っていたことが現実になった」なんて胸を張るのが仕事。

まあ、場所が Twitter だから、っていうのはないでもないけど、割と単なるつぶやきじゃなくて、気合いが入ってたオピニオンであるように読めたので。

当たり前だと思われることに、当たり前のことが為されてないなら、そこには隠れた原因がある。

ということぐらい考えるのは当たり前だと思うのだけど、為されてないのはどんな原因なんだろう。わからん。