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終わっちゃいましたね。

図解幸せを呼ぶ「そうじ力」 “天使が舞い降りる空間”づくり

本エントリは本が好き!にて献本いただいた下記の本についての書評です。


図解幸せを呼ぶ「そうじ力」 “天使が舞い降りる空間”づくり

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そうじをするのは気持ちがいいんですが、やる暇と気持ちに余裕がない私なので、とりあえず家の中は2人の子供と、掃除が「趣味に合わない」嫁さんの3人がかりで、すごい状態になっているわけです。

この本は、いわゆる「こんな風に掃除をすると効果的!」などの How to が載っている本ではなく、むしろやりかたは好きなようにやればいい。ただ、いろんな場所をそうじすることで、自分の中で知らず知らずに与えられている負のエネルギーを追い出し、正しい心の状態を取り戻すことができますよ、という趣旨の本です。

子供が友達を呼びたい、というので、よめさんと下の子(4歳)追い出して土曜日の午前中をつぶし、上の子(小学校2年生)とリビングと台所をそうじしたりする人なので、表紙から裏表紙まで一貫して奥様向けな内容なわけですが、おじさんである私にも楽しんで読める本でした。

この本の中では、部屋などのそうじをするときに、自分の心もそうじされて、結果気持ちはハッピーになるし、そういう気持ちの時に何かをするとものごとがいい方向に転がりやすい、ということを、たくさんの絵と読みやすい文章で繰り返し書かれています。

まあうちのよめさんみたいに「掃除は(あまりの汚さに対する)怒りのパワーでやる」なんて言ってる人間は論外ではありますが、自分自身やその環境を美しく保ち、居心地のいい環境を維持するという「そうじ」が実は単に部屋を綺麗にするため、ではなく、自分の中の負のエネルギーもそうじしてくれる、ということは(あくまで感覚的にですが)実際に私も感じます。

というわけで「そうじはしたいんだけど何となくしないんだよなー」という感じの女子・奥様な皆様は一度読んでみて、そうじをすることは、部屋を磨くのではなく、自分を磨くということにつながるんですよ。ということを3日坊主でもいいからやってみることをお勧めします。エクササイズに通ったりするより、素敵な女性になれること請け合いですよ。

というわけで、読みやすさと内容のわかりやすさで★5つです。おすすめです。