ブログは死なず、ただ放置されるのみ。

終わっちゃいましたね。

上の子初勝利

今日は剣道の話です。
先月、部内試合で上の子が初めて1本を取って、その後2本取られて負けました。
うちの子は一番下の学年なので「1本取れてよかったな。でも次はきっとみんな手を抜かずにくるから1本とれないやろう。でも気持ちで負けないようにがんばれよ」と言いました。
で、今月の部内試合はどうなったかというと…。
1本勝ちしてしまった!
もう無茶苦茶うれしくて、いままで教えていただいた先生方にお礼を言って回りました。
そしたら、いろんなアドバイスをいただきました。

  • やっぱり学年で違うので、上級生は厳しくとる。だから買ったという面はあるよ。
  • 試合中に自分の子に「がんばれ!」とか声援するのは、気持ちはわかるけどマナー違反。いい打突があったときに拍手するだけにとどめること。(しかし、いい打突かどうか、見てわからない…)
  • 判定で負けた試合も、有効打突で見るとうちの子のほうが多かった(らしいがわからない)けど、相手の子の姿勢(積極的な攻めとか)に負けた。

なるほど、審判の先生方もいろいろ考えておられるのだということがよくわかりました。
しかし一番うれしかったのは「あの子の1本は迷わず旗が上がる」と言っていただけたこと。審判のとき「これは1本かどうか?」と戸惑うことが多いそうですが、そういえば先月の一本も今月の一本も審判の先生方3人とも、さっと同時に上げておられました。

で、いろいろ話を伺うと「あの子と稽古するときは、わざと遠目のところ、一歩踏み込んでこないと打てないところで待ちます。そうすると攻める(相手に近づく)癖がつく。打つよりも攻めるほうが怖いんです。だから普段の練習で自然に攻める癖をつけさせています」と、うーむ、伺ってしみじみと感じる剣の道の深さ。「遠くから打って来たらかわして、攻めてこないと打たせません」とのこと。ちなみにこちらの先生3段ですが、私より10も年下です。人間の完成度は年齢と関係ないことを実証しております。

いろんな先生がいらっしゃって、先生方それぞれが、子供が上達するためにはどうしたらいいのか、を考えてくださっていることは、なんとなくわかっていたのですが、こういう風に伺うと本当にありがたい気持ちになる。

で、先生より私に「今年中に1級になってもらいます。で、来年の昇段審査で初段を取ってください」と言われました。うおお、スケジュールが引かれてしまいました。
ボーナスでたら武道具一式を買おうと思ってたのですが、竹製の良い胴を貸していただきました。垂(たれ)も貸していただけることになりました。本当は自前の垂に刺繍で会と自分の名前を入れたかったのですが、先生に「新品より擦れてるほうが味があるよ」と言われ、ご好意に甘えることに。後は面と小手を買って、夏になる前にフル装備になる予定です。何もつけてない今でも汗だらだらなので、本気で脱水症状対策が必要です。

あと最近の私がやってることなどちょっと書いときます。

  • 通勤のとき座れないときは、足を右前にして左足のかかと上げて、つり革は持たない。
  • 肩が前に落ちてないか(背中が曲がってないか)あごがあがってないか、気が付いたらすぐ直す。
  • できるだけ頭を上下させないように歩く
  • 寝る前に黙想

というわけで、毎週末が楽しみです。

あと、先生方の還暦のお祝い宴会があって、その話も書きたいのですが、今日はここまで。

というわけで、次号より、この日記は「ksh 初段への道」に変わります。嘘ですけど。