ブログは死なず、ただ放置されるのみ。

終わっちゃいましたね。

なんか違うやろ

ダメな“システム屋”にだまされるな - 第28回 日本企業を見限ったインドの“システム屋”から学んだこと:ITpro

 日本人は誰かひとりで要件を決めることができない――これを裏返して考えれば、みんなで知恵を出し合い、あるいは責任を分担し合いながらでなければ、「決める」ことが苦手である、ということになります。ならば、みんなが知恵を出し合うような仕組みを作り、それによって付加価値が高めていくようにすればよいのです。実際に、自動車業界や電機業界などは、現場が知恵を出し合う「カイゼン」「創意工夫提案制度」などの方法論を浸透させ、高い品質と国際競争力が世界中で認められるようになりました。こうした仕組みをシステム業界にも取り入れられないものでしょうか。

ラインを設計するのと、システムを構築するのと同じように考えてはいけない、ということにマネージャーは気づかないのか、気づかないフリをしているのか、後者だと信じてたけど、やっぱり前者のような気がする。

カイゼン」ってのはラインでモノを作るとき、生産性を高めるためのアイデアが実際にラインに反映できるということだ。

システム構築をラインで作ると考えると、それはプロジェクト開始から終了までの極めて短い期間だけしか使われず、そのラインで完成するものは最小1つ、多くても大した数ではない。そしてそのラインを他に転用することはむずかしく、出来たとしても長くは使えない。

長いタームで何かを作るとき、集合知というのは非常に大切だ。短いタームであっても「参照」するだけなら使える(例:ググる)。

短納期、多機能、新アーキテクチャーというわけわかんないプロジェクトに溺れて死にそうになっている私は、上記のような話は、自分が読者ではないとわかりつつも、色んな話を単純に一般化しやがって、と、とりあえず愚痴っておきます。

でもね、プロジェクトが迷走してる原因は「短納期、多機能、新アーキテクチャー」もあるけど、一番は「政治」であるところがつらい。こんな政治的につらいプロジェクトは本当に初めて。