@hanadix REBOOTED

音楽好き(聴く書く演る)なイット系労働者の日常と妄想

上から下まで

マネージャと技術リーダーというのは違った能力だと思うのだが、得てしてこの能力は、両方あるか、両方ともないか、のいずれかのケースが多いのではないかと思ったりしてます。

前のお客さんは細かい人で、レビューのとき「これはこうなんじゃないの?」「ここに何でこれが入ってないの?」といちいち細かい部分までつっこんできて、某メンバがへたなものを持っていったが最後「ここはこう書いて…」ってほとんど直されて、レビュー資料が原型をとどめてなかったりしたものです。

それだけに、私がモノ作るときは「負けへんぞ」と、勝負する気持ちでモノを作りこみ、レビューで「ここはこう直して欲しい」と言われても「いえ、私はこういう理由からこう書いたので、できればこの形でお願いしたい」とねばって、結果「まあ内容的には間違ってないからこれでいいです」とか「ここはこういう理由があるので直して欲しい」と言われて、後者の場合は素直に修正しました。そういうレビューができたときはやっぱり達成感がありました。

このお客さん「自分が作るとしたらどうするか?」のイメージが全部できてる人で、そのイメージと違うところがあった場合に「なぜか?」と問われる。技術リーダーは、やはりそういうことができないといけないよな、という思いを確たるものにさせていただきました。作ったモノに対し「ちょっとしたミス」と思って再発防止策を自分に施すことができないプログラマが技術リーダーになれないのは、つまりはそういうことかと思いますです。

また、このお客さんは、正直に「スケジュール的にかなりリスクがあります」と報告したら他所との調整もしてくれるし、「何か欲しいものがあったら言ってください」というのでダメ元で言ってみたらちゃんと調達してくれるしと、ちゃんとマネジメントもしてくれる。

ありがたやありがたや。

比較すると、今のお客さん、レビューの場で「うーんどうしよう」とか考えてるし、延々とレビューで議論して最終的にこれ! と夜の9時にゴーサイン出して朝イチで修正出すよう言って、出したその昼に「実はこういうのも要るから修正して再レビュー」とか言ったらしい。

明日確認するけど、つまりはまともにレビューできてない状態にあるわけで、ちゃんとレビュアーできる人をいれてくれないとマジやってられませんということを、お客さんへの報告書にものすごくソフトに抽象的な表現で書こうとか思ってる今日この頃です。