ブログは死なず、ただ放置されるのみ。

終わっちゃいましたね。

選挙について改めて考えてみる

今回は投票に行かなかった。
争点がよくわからなかったということもあるし、精神的にそーゆーのをちゃんと考える余裕がなかった、というのが理由なのだが、非常におもしろくない。

しかし「そもそも何をしたって世の中は変わんねーよ」とかいう方向に考えるのはかなり嫌いなので、とりあえず今日一日もやもやしていたのだが、そもそも投票する先がないのなら、作る、という方向で考えてみた。

神戸市議会議員選挙 の須磨選挙区を見てみると「有権者数:137429人 投票者数:66481人 投票率:48.37%」 とのこと。で、今回8議席を10人で争ったのだが、最低得票数で当選した向井氏の得票数は5765票。つまり有権者の4%ちょっと、投票者の8.5%の支持が得られれば当選ラインということになる。ってこの日記を見て気付いたんだけど神戸市内では長田区に次いで須磨区は2位の投票率と結構投票率高い。偉いぞ須磨区民。神戸市全体でも投票率44.98%。なかなかいいじゃないですか。

というわけで、神戸市全体で見ると東灘区の西氏が3767票で当選。ちなみにこの方は共産党有権者じゃなくて投票者67687人の5%の支持で当選。というわけで、6000票とれればまあ神戸市議になることができそうな感じのようですね。

じゃあ6000票とるためにどうするか? 1選挙区で6000票を集めるビジョンとは何か? 神戸市が抱える問題とは何で、優先すべき課題と、いずれ解決しなければならない宿題は何か? とちょっと考えて見ました。

とりあえず目先の問題は財政問題ということになるかと思います。というわけでちょっとググッて見て、一番ダークネスな感じの記事へリンク 。次に 財務課ポータルサイト で、「平成19年度当初予算の概要」を全然わからないけどとりあえず読みましたよ全部(ここまでやると選挙に行かなかった罰ゲームのような気分になってきました)。感想としては p.25 の市債残高の表示がインチキくさいのが気になった。

それ以外はよくわからんが、諸支出費と民生費が歳出の半分を占めているのだが、こいつの内訳を知りたい。民生費はなんとなくわからんでもないが、最大の支出である諸支出が28.9% 2,112億円ってのは素人から見ると明朗会計とはとても言えんと思う。

神戸空港については個人的にはあると正直便利で助かる。この際、伊丹空港を無くして、神戸空港を国際空港にしてくれ。そうすれば神戸市民としては、騒音等の問題は残るものの財政面では問題なくなる。伊丹市の人がそれをどう思うかはよくわからんけど、うるさい飛行機が飛んでこなくなることだけは保証する。

というわけで、「投票はしたいけど投票する先がない」とお嘆きのみなさん。気持ちはわからんでもないが、自分の住んでる街が必要なものとは何か? についてちょっと考えたり、調べたりしてみてはいかがだろう。そうすれば、次の選挙の時に、実は投票すべき人がいるのにしない、ということが避けられるかもしれないよ。