自然体
今週末は剣道の合宿なのですが、なぜかラッパとベースを持参する予定の ksh です。
I先生。枯葉のキーは予定どおりGでお願いします、と書いてみるテスト。
それにしても音楽で人に何か感じてもらおうと思うのはむずかしいですね。
わかる人には「なんか引っかかる」、わからない人にも「単純におもしろかった」と思ってもらえる、そんな音楽がやりたいのです。
後者には良いメロディと良いリズムがあれば、あとは嗜好にまかせるしかない。
前者には「そこでそんな音が来るなんて反則すれすれじゃん」とわかってもらえるかどうか。
そして共通して、楽器を鳴らせているか、というところがあって、ここが練習不足だ。時間がなくてサボってる。
しかし、結局のところ、音楽は、僕の歌と君の耳の共同作業であるわけです。
で、話は剣道に戻る。
先生から繰り返し言われる「自然体」について、体がちょっとわかりはじめたような気がしてます。座ってるとき腰が曲がってたら、「ちゃんとせんかい」というメッセージが脳に届いて座りなおしたり。
で、突然ですが、稽古は以下のように始まります。
- 着座(左膝をつけて座る)
- 黙想(左手が下になる★)
- 礼(両手で三角を作り、そこに鼻を入れる感じ。肘をつける、首は曲げない★、尻も上げない)
- 先生から一言
- 起立(右足から立つ★)
- 準備運動
- 下げ刀(左手に竹刀を持つ)
- 帯刀(左手を腰の高さに。右はふとももの上ぐらい★)
- 抜け刀(軽く右中薬子指で竹刀を握り、竹刀を体の左側を回して前へ、その後左手も握り★、正眼の構え)
- 素振り開始
★がついてないいるところが、無意識ではできないところ。
というか黙想のとき、左手が下になるというのは本で読んで始めて知った。左手が陰の手であることから、陽の手をつつみ、心を落ち着かせるという意味だそうだ。(削除しました。理由は今週の稽古 - @Hanadix Reloaded参照)- 礼のときに首を曲げると前がまったく見えなくなり完全に無防備になるのを防ぐため。
- 起立の時、意識しないとどうしても左足が先に出てしまう。なぜだ。
- 帯刀時かなーり意識しないと右も腰の高さにしてしまう。
- 竹刀の左手の握りは現在最大の悩み。小手つけたら自分でもどう握ってるのかわからん。
道具はその使い方を知って始めてその力を発揮するわけで、自然体というのは、人体としての自分にとって一番よい姿勢を見つけ出し、よい状態を維持するということなのかと考えると非常に物質的で私には理解しやすいですな。
できるかできないか、は別として剣道の初歩で、やるべきことは全て決まっているので、あきらめなければとりあえずいつかはできるようになるでしょう。というか最近稽古サボり気味でこのままだと来年初段あぶないんじゃないだろーか。焦り。