説明不要かと思いますが、故中嶋らも氏の作品。
主人公がアル中で入院するところから始まります。
読んでゆくうちに、主人公に対してどんどん好感を覚え、
最悪のエピローグを想像してしまい、ラストまで読みたくない、でも読んでしまう、という状況に陥りました。
で、出勤中の電車、休憩時間、帰りの電車、であと数ページまで行き、晩御飯を食べた後、急いで残りを読みました。
読んでよかった、と素直に思える一冊でありました。
読後感は全然違うんだけど、つかこうへいの蒲田行進曲読んだときもこのぐらいの満腹感だったなあ。
というわけで、技術系以外の本もちゃんと読まないといけませんね。