放置テク

それにしても、毎日見つかる問題たちよ。いつになったら出なくなるのか。
まあ、いままで見えないふりをしていたから、いま姿を表しただけで、たしかに、全部つぶしてたら時間がいくらあっても足りない。かといってちゃんと調べずに放置したら、１０個のうち９個が問題なくても残りの１個にいつかやられる。問題はやっぱり真剣に考えた結果放置すべきなのである。

放置の仕方も、ドキュメントで制限固めたり、文章でインターフェイスがちがちに決めて脇固めたり、センサー仕掛けて危険領域に入ったら警戒態勢に入ったり、いろいろあるだろうに「理論上は問題ない」とか言ってるだけだから足元をすくわれる。問題ないうちに手を打てよ。

個別に検討するな。問題が出たら、他に波及しないか調べろ。制約が見つかったらできるだけ全体に適用しろ。部分的な制約は承認は得やすいかもしれんが、そのツケは全部モノ作りにかかってくる。いらんコードを書かないために全力を尽くせ。１時間議論すれば、そのコードはそもそも不要だったことがわかるだろう。議論をケチって書いたコード数十行のコストは設計・コーディング・単体テスト・結合テスト・総合テスト・運用テスト・運用にかかってるのだ。どうしても必要なコードだけを書かせろ。美しい、力強いコードを。

もう寝なきゃ。