過去をMP3化する
CREATIVE ZEN NANO PLUSを買った理由のひとつにライン入力をMP3にしてくれる機能がある。これがあるおかげで iPod nano が出た今もコレを買ったことを後悔していないのだが、今日は昔々やったライブのMDに入ってる音源からMP3を作った。MDプレイヤーのヘッドフォンジャックからの出力を ZEN NANO PLUS のライン入力に差し込んで、後はMDを再生すると MP3 を作ってくれる。
問題は ZEN NANO PLUS 側で録音レベルを確認する方法がないので、トライアンドエラーでレベル調整をせざるを得ないことである。今回の音源はライブをビデオカメラで撮って、その音声データをMDに入れたことで、ビデオカメラのコンプレッサーが音圧をきれいに揃えてくれていたため、比較的簡単にレベルあわせができた。
でそのMP3をそのまま使うかというとそうでなくて、いったんiTunesに登録したのちWAVフォーマットに変換した後、SoundEngineというフリーソフトを使って曲の前のいらない間をカットした後、ノーマライズを行い、再度 iTunesでMP3にするという手順を踏む。
で、今 ZEN NANO PLUS で聞きながらこの日記を書いてる。このバンドではリーダーをやった。ボーカルの書く詞と曲が気に入って、気合を入れて打ち込みのデモアレンジを作り、ライブでは PowerBook520 や Roland D70 などの手持ちの機材をほとんど持ち込んで、ヘッドフォンでクリックを聞きながら、打ち込みシンセに合わせてドラム、ベース、ギターがプレイした。自分が弾くベースはほぼ打ち込みと同じフレーズを弾いているが、ドラムとギターはデモのフレーズを基本に自分の得意なフレーズを織り交ぜ、自分だけではできないリズムセクションを作ってくれた。ボーカルは自分の世界を壊すことなくバンドサウンドが作れたと思ってもらえたと思っている。ベースはボーカルのオブリガードのようでありつつボトムを守っている。時間を経て聞くと悪くない。少なくとも今の僕よりはうまい。