ブログは死なず、ただ放置されるのみ。

終わっちゃいましたね。

別のキーボードの話

いくらIT業界がドッグイヤーで進化するといっても脳が直接マシンに接続されないかぎり、ジャズメンがスウィングするスピードに勝つことはできない。
というわけで、演奏することに比べてプログラミングってのはどんなものだろうと思ったのでちょっと自分の場合をまとめてみる。

僕の場合、2つのスタイルでプログラムを作る。1つは納品されるプログラムで、もうひとつは納品されないプログラムだ。
納品されないプログラムは、まず最初に1行書き、考え、また1行書き、消し…、を繰り返し、ある瞬間突然完成する。(もしくはあきらめる)
しかし納品されるプログラムは違う。まず(1)全部考える。そして、(2)それを全部書く。以上、という感じ。もちろん勘違いもあるし、完璧超人なわけでもないので、手直しとかはするけど、基本的にはそんな感じである。大きなプログラムは当然分割する。

(1)のとき、僕は椅子に座って、上を向いてボーっとしている。ときどき「あれ?」とか「そうかそうか」とか独り言を言ってる。たぶん仕事してるようには見えない。
(2)のとき、僕はひたすらキーボードを叩いている。頭の中に書いてあるプログラムを、おかしいところがないかチェックしながら必死で入力してる。脳の中のクリエイティブな部分はほとんど使わないので、忙しいのに退屈という複雑な気分を味わう。

…オチがないな。