ブログは死なず、ただ放置されるのみ。

終わっちゃいましたね。

しらぬまにパターン使用中

小野和俊さんのブログはアンテナにも入れさせてもらっていつも興味ぶかく拝見しているのだけれども、デザインパターンというものはを読んで、いまいち違和感を感じたのでちょっと書いてみたりする。

ある仕様のソフトウェアを実装するためにはいろんなパターンがあるが、それぞれのパターンは当然等価ではなく、シチュエーション毎に向き不向きというのがあるわけで、それを「過去の例からいくと、こういうときは、このパターンをつかうとおいしいことが多かったよ」というのがデザインパターンカタログなのだと思う僕だったりするわけです。

小野さんの指摘されてる情景でもし僕がレビュアーで「あ、これは XXX パターンですね」と言うとき、それは「僕もこのパターンを使ったほうがいいと思ってました」と思っている(多分口に出して言うと思うけど)か、もしくは「これじゃなくて YYY パターンのほうがよくないですか? 例えば…のとき、まずいことになるように思うけどどうでしょう?」とか言うんじゃないかと思う。それは勝ち誇ってるんじゃなくて、そのコーディングする理由をもう少し深いところで合意したい気持ちからでているわけです。少なくとも私の場合は。

そのとき、パターンを知らなければ「いや、そんなの知らないです」と言えばいいと思う。いけてるプログラマは、たとえパターンを知らなくても、つかうべきパターンをつかうべき場所に使っている。マイルス・デイビスジミ・ヘンドリックスに「おまえの7thの使い方は最高だぜ」と言ったところ、ジミは「7thって何?」と答えた聞いたという逸話がある(うそかもしれない)が、それと似たようなもんではないだろうか。

とか思いました。なんかずれたことを書いてるような気がしますがとりあえずここで。